PRP(多血小板血漿)治療の御案内

PRP(多血小板血漿)治療の御案内

PRP3

  ♦ PRP(多血小板血漿)治療 

PRP3 - コピー

2018年2月1日付で、再生医療等の安全性の確保等に関する法律第40条第1項の規定に則り、

特定細胞加工物製造届出を行い、細胞培養加工施設としての認可を受けました。再生医療第2種、第3種の両方を取得しております。

当施設は、足関節内へのPRP投与が認められた病院です。(2018年4月1日時点)

血液中の血小板には、組織修復を促進する様々な成長因子、サイトカインなどの分子が多く含まれています(血小板由来成長因子 PDGF-aa, PDGF-ab, PDGF-bb、形質転換成長因子 TGF-β1, β2、血管内皮成長因子 VEGF、線維芽細胞増殖因子 FGFなど)。自身の血液を遠心分離機と閉鎖式精製キットで、血小板を濃縮した血漿 (PRP) を取り出し患部へ投与することで、これらの因子が治癒機転を活性化し治癒を促進させます。遠心分離を行う回数によりさらに抗炎症作用を強めた機種も扱っております。

田中将大投手の右肘靱帯損傷に行われた治療で、欧米ではすでに一般的治療となっています。

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適応疾患と使用機種

PRP①

♦ 関節内投与(第2種)

変形性膝関節症、変形性足関節症、距骨骨軟骨損傷

APS自己蛋白質溶液分離キット(Zimmer-Biomet社)

GPSⅢ L-PRP分離・抽出キット(Zimmer-Biomet社)

 

PRP②

♦ 関節外投与(第3種)

足底腱膜炎、アキレス腱付着部炎、膝蓋腱炎、テニス肘・野球肘

石灰沈着性腱板炎、肩関節周囲炎 など

GLO PRP system(GLOFINN社)

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治療の流れ

図1

 Step 1 採血

APSでは約55ml、L-PRPでは26ml、GLO PRPでは10ml血液を採取します。

♦ Step 2 血液を装填

専用ボトルに血液を装填します。

♦ Step 3 遠心分離

APSでは3200rpmで15分行った後、PRP成分を取り出し専用ボトルに装填、さらに2000rpmで2分遠心分離を行います。

L-PRPでは3200rpmで15分行います。

GLO PRPでは1200rpmで5分行ったあと、赤血球を除去しさらに1200rpmで10分行います。

♦ Step 4 患部への投与

超音波で部位を確認し注射器で投与します。

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 料金 

PRP治療は、保険診療の対象外のため、自費診療となります。

♦ 第2種:膝関節、足関節内への投与

 APS ¥350,000(税別)

 PRP ¥100,000(税別)

♦ 第3種:四肢腱付着部など、関節外への投与

1部位(約1.5~2ml) ¥20,000(税別)

 

患部の炎症反応による痛みが生じますが、氷水でのクーリングや抗炎症剤の服用で軽減させることができます。

約1週間程度で治まってくるので、徐々に動かし始めてください。